2013年2月6日水曜日

録画人間の末路

例年ですと12月30日にまとめをやって大晦日の更新はしないんですが、昨日はちょっと忙しくて何も出来ませんでしたので、今日やります。今日も忙しいことに変わりはないんですが。
さて、今年一年を振り返ってみたいのですが、今年はちょっと手を抜いて、当ブログで記事としても取り上げた項目を中心に、ただ羅列する方式をとります。
1月
ソニー、有機ELテレビ撤退の報道が流れるも否定を表明
パナソニック、有機ELテレビの開発を表明、北米先行販売を予定
PS Vita、電源周りの不具合?で世間を悩ます
ホワイトスペース活用型放送の審議行われる
ロクラク&まねきTV裁判、どちらも知財より被告側に賠償命令
2月
ソニー・シャープ・パナソニック、テレビ不振で赤字へ
110度衛星放送のHD申請、認定出る
ソフト方式の地上波スクランブル、TRMPを正式発表、開始は都市部先行で9月から
NOTTV開局を表明、放送サービスの名前は'モバキャス'
WindowsVista、サポート延長、2017年まで
PT3、”ラジオライフ'にて事実上の発表
東京スカイツリー完成
3月
BLACKCAS発売開始
文科省、著作権法改定案公開
月末の岩手・宮城・福島三県の終了をもってテレビアナログ地上波放送完全終了
4月
4/1 ”NOTTV'(モバキャス)開始
4/2 'もっとTV'開始
PT3、アースソフトサイトで正式に発表
NHK BSプレミアムのロゴの形、紆余曲折のすえ、ようやく現在のものに落ち着く
テレビ見本市などで「今後のテレビは'スマートテレビ'へ向かう」といわれ始める
'違法ダウンロード罰則化'の実現のため与野党(当時)間の裏取引始まる、の情報が流れる
Intel新CPU、IvyBridge発売
5月
三菱、レーザー光源を使ったテレビ発表
秋葉原のパーツショップ、クレバリー自己破産で閉店
パナソニック、プラズマテレビを50型以上の超大型へ移行
ウィルコムのAndroidスマホ、'DIGNO DUAL'登場するも従来ユーザーの期待と違ってガッカリ
違法ダウンロード罰則化、閣議法案の'修正案'の形で提出されるらしいと言う情報が出る
EpgDataCap_Bon、スクランブル解除機能を削除へ
有料放送、改造B-CASへの意見表明
ソフトCASが出回る
東京スカイツリー開業
B-CASカード改造、ネットで広まる
B-CASカード付の地上波チューナーの在庫品があちこちで大量販売・購入され始める。NTTのICカードリーダー異常な人気
LG電子から'smartTV'登場
6月
PT3販売開始
Anonymous、日本の著作権法改悪に怒って大暴れ、霞ヶ関と霞ヶ浦を間違える
パナソニックとソニー、有機ELテレビの共同開発を事実上表明
B-CAS改造に警察の捜査入る。オークションでの販売者・'平成の龍馬blog'の人逮捕
著作権法改定案、衆参両院可決。予想通り違法ダウンロード罰則化も修正案として追加され、ほとんど審議なき成立を果たす
7月
三才ブックス、「DVDリッピングソフト付書籍」販売の罪で取締役らが逮捕
ロンドンオリンピック開催、放送されない競技がネット配信される
8月
改造カード対策のため、B-CASカードを刷新するとの発表あり(ただし現在に至るまで具体的な話なし)
スーパーハイビジョン、放送規格として国際規格化
Windows8のダウンロードアップグレード版優待購入、受付開始
9月
iPhone5予約開始、予約のために各地で行列
第2回AMDブロガー勉強会、個人的に参加
石英ガラス内部にデジタルデータを記録する、数億年以上のデータ保存が可能な技術開発される
Intel、Clover Trailこと「Atom Z2760」発表
NEXUS7発売、7インチタブレットに注目が始まる
10月
著作権法改定のうち、改悪部分の'リッピング違法'と'違法ダウンロード罰則化'のみ先行実施開始
イーモバイル、ソフトバンクの子会社に
AMD、新APU Trinity組み立て市場向けの発売開始
Windows8発売開始
スカパー、サービス内容を整理。e2が'スカパー!'、HDは'プレミアムサービス'に
11月
iPad mini発売開始、国内タブレット市場は8インチ以下が主流に
録画補償金栽培、SARVHの上告を最高裁が棄却。東芝の勝訴確定
インテルがシャープへ出資するらしい、の報道でる(12月にクアルコムが出資、と表明)
シャープ、モスアイパネルを採用したテレビ発売開始
12月
衆議院議員選挙、テレビ関係は各党選挙公約に加えられず
東京スカイツリー、試験放送開始
パナソニック、プラズマテレビ撤退か? の報道あり。のちに否定
ソニー、NW-Z1000にAndroid4.0.4アップデートを提供
実はこのブログ、すでに目的を失っています。地上波放送は無事とはほど遠いながらデジタル放送に完全移行してすべてのテレビ放送に録画規制が加えられることになり、著作権法は一部の人間の自己満足のために多くの人の楽しみと行動を制限するために利用され、市場を潰す影響力を持つ法律へと大幅に改悪され始めました。この状況下にあっては、何をやろうとしても全て'違法'の二文字が常につきまといます。特にB-CASや録画に関してまで拡大解釈で著作権法の保護対象にしようという動きを文化庁が見せており、全く身動きが取れません。もちろんかの録画補償金裁判において二重取りを目論むSARVHの主張を唯一支持した行政機関である文化庁の業界べったり解釈ですから、法律を正しく解釈しているとはとても言えず、何か裁判でも起こったら即座に否定される可能性は高いでしょう。ですが、権力機関がその旨を子ども向けQ&Aまで作って公開している以上、素人の勝手な解釈は危険です。なにせブログを書いただけで中身によっては逮捕されかねませんから。
規制や権力者が目に見える状況では、本当に物を買いたくないし、お金を払いたくなくなるものなんですね。今年終盤などはいろいろとやる気を失い、ただのPCパーツネタに走ることが多いなど、迷走した期間でもありました。
とはいえ、もうしばらく続ける宣言をした以上、新たな希望が見つかるか、どうしようもなくなるかするまではいい加減でやっていたいと思います。来年のテーマは「テーマ探し」ってことで。普通なら「来年もよろしく」とでもいいたいところですが、そういう心境でもありません。ああ、もう映像は趣味にしてい国じゃないのか、日本は・・・。
来年が希望が持てる年になりますように。
 

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