MDがUSB経由で音楽転送に対応してNetMDと呼ばれるようになって久しいが、当時のOSはXP/VISTAで転送ソフトはOpenMG JukeboxかSonicStage。一方最近のメモリタイプWALKMANでは転送ソフトがXアプリ。旧世代のOS上でしか動かないNetMDを何とかXアプリ上で動かせないものかと調べてみたら結構簡単にできそうなのでやってみた。今回はかなりの部分でを参照させてもらった。感謝感謝。
ちなみに今回はMacPro(OS10.7.5)でParallels上のWindows7(32bit)を使用した。Xアプリは予めインストールしてあった(Walkman持っていたので)。
LAM-1のハードウエアIDは'PID_0080'だというのがわかる。
似たような機種LAM-10が見える。このPID_0101をPID_0080に書き換える。書き換える場所は2箇所。64bit版だと3箇所になるようだ。で、保存。
そしてデバイスマネージャでNetMDのドライバを更新する。当然指定するのはNETMDUSB.inf。
実際にXアプリ内の音楽ファイルをMDに転送できた。このXアプリはParallelsを通してMacOSのiTunesフォルダとリンクしているのでiTunesの音楽をMDに転送もできる。超便利。
では我が家に溜まっているMD内の音楽ファイルをPCに転送してMD減量しようとすると…
実はMDはSCMS規格という制限があってCDからデジタルコピーした楽曲はPCへ転送できないようになっているのだそうな。早く言え。
で、そのSCMSを唯一回避して転送できる機種があるのだという。その機種とはSONYが最後に出したHi-MD WALKMAN MZ-RH1、上の画面でXアプリ上に出てきたハード名だ。
SONYがMDから撤退するときに出した最後っ屁。これにだけSCMSの足かせを搭載しなかった理由は「MDもう出さないからお前らの大事な音楽これでPCに取り込んでWALKMANに転送してね」ってところだろうか。しかしそのおかげでMZ-RH1にはプレミアがつき高値で取引されるレアアイテムになった。レンタルまでされている始末だ。確かにPC取り込みだけならレンタルでも十分だ。
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