2013年4月5日金曜日

XPからVista・Windows7のパソコンにアクセスできない場合の対策。

今回はXPのPCとVistaやWindows7のPCでネットワーク(家庭内LAN)を組んでXPのPCからアクセスできない場合の
対策を書こうと思います。
(VistaやWindows7のPCからXPのPCにアクセスできない場合はわりと少ないです)
Windows7には「」と言う機能がありますが、これはWindows7同士でしか使えません。
XP・VistaとWindows7が混在している環境では従来の「ワークグループ」を使いましょう。
まず、XPとVista・Windows7のワークグループ名が合っているかを確認してくださいね。(これは一番の基本ですから)
XPの既定のワークグループ名は「MSHOME」、VistaとWindows7は「WORKGROUP」になっていますからどちらかに合わせるか
自分でワークグループ名を決めましょう。
※セキュリティの面からワークグループ名は自分で決めた方がいいです。
次にVista・Windows7の「パスワード保護共有」の設定を変更します。初期設定では「有効」になっていますので「無効」にします。
特に各PCでユーザーアカウントのパスワードを設定していない場合は「無効」にします。
セキュリティーの面から言えばユーザーアカウントのパスワードを設定して、「パスワード保護共有」も「有効」の
方がいいんですが、初心者の方がネットワークを組むにはちょっと敷居が高いし家庭内LANなので特に問題はないでしょう。
実は私も自宅のPCではユーザーアカウントのパスワードは設定していません。(^_^;)
※ノートPCなどで外出先でインターネットをする機会がある場合はユーザーアカウントのパスワードを設定してくださいね。
VistaやWindows7のPCならその時だけは「パスワード保護共有」の設定も「有効」にしておきましょう。
そこまでしなくても、ワークグループ名が違っていればアクセスは拒否されますが念の為。(^_^;)
それでは、Vista・Windows7の「パスワード保護共有」の設定を「無効」にする方法です。
Vistaの場合
「コントロールパネル」→「ネットワークと共有センター」を開いて「パスワード保護共有」の
「パスワード保護の共有を無効にする」を選択して、「適用」ボタンをクリックします。

Windows7の場合
「コントロールパネル」→「ネットワークと共有センター」を開いて「共有の詳細設定の変更」をクリックします。

パスワード保護共有」の「パスワード保護の共有を無効にする」を選択して、「変更の保存」ボタンをクリックします。

もし「パスワード保護共有」を無効にしてもXPのPCからアクセスできない場合は、「40ビット暗号化または56ビット暗号化を
使用するデバイスのためのファイル共有を有効にする」にチェックを入れます。

これで、XPのPCからVistaやWindows7のPCにアクセスできるようになるかと思います。
これでもアクセスできない場合は他の原因がありますよ。
OSの混在に限らず、デスクトップPCとノートPCの混在の場合にも時々アクセスできない時があります。
その対策としては各PCのIPアドレスを固定にします。

上記は一例ですので、ルータのメーカーのサイトで確認してくださいね。
セキュリティソフトが邪魔をしている場合もあります。
「」で紹介した「ノートンインターネットセキュリティ 2010」などは設定が必要になります。
とりあえず、以上をお試しくださいね。ネットワーク関係のトラブルって結構大変なんですねぇ。
トラブル対応の仕事の中でも私はネットワーク関係のトラブルが一番嫌いです。(^_^;)
(ケン)
 

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