2013年3月25日月曜日

組み込みでも「Windows 8」――マイクロソフトがWindows Embeddedのロードマップを発表

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マイクロソフトは2012年11月13日(米国時間)、組み込み機器向けOSの新バージョンのロードマップを発表した。これに併せ、Windows Embedded担当 APAC マーケティングディレクターであるジョン ボラディアン氏が来日し、11月15日、日本のメディア向けに説明会を開催した。

新OSの系統は大きく2つある。1つは、同社最新OSである「Windows 8」ベースの組み込み機器向け製品群「Windows Embedded 8」。もう1つはWindows CEの流れをくみ、Windows Embedded Compact 7の後継に当たる「Windows Embedded Compact 2013」だ。今回新たに発表されたWindows Embedded OSは、2011年11月に同社が掲げた「インテリジェントシステム」の考え(関連記事1)に基づいた組み込みデバイスを実現するためのプラットフォームである(当時、Windows 8ベースのWindows Embedded製品群のことを「Windows Embedded v.Next」と呼んでいた)。なお、Windows Embedded 8およびWindows Embedded Compact 2013は、開発環境として、「Visual Studio 2012」をサポートする。
Windows 8ベースの組み込みOS製品群であるWindows Embedded 8の中には、「Windows Embedded 8 Standard」「Windows Embedded 8 Pro」「Windows Embedded Industry」の3つのOSが属する。各OSは、ハードウェア、ソフトウェア、サービスを包含するインテリジェントシステムの構成要素となる独自の機能セットを備え、接続性、安全性、認証機能、管理機能、ユーザー体験、データ分析・解析機能を提供する。「タッチ&ジェスチャーを始めとするWindows 8で進化したUIを組み込みデバイスに搭載できるため、誰でも直感的に操作することができる。また、『Kinect for Windowsセンサー』を活用したNUI(Natural User Interface)により、これまでにないユーザー体験を組み込みデバイスで実現できる」(同氏)という。
Windows Embedded 8 Standardは、10月にリリースプレビュー版の提供が開始されており、2013年3月に一般提供される予定だ。従来のWindows Embedded Standardと同様に、デスクトップOSとして提供されているWindowsをベースとしている。Windows 8で搭載されている各機能がパッケージとして分割・管理されているため、ユーザーはターゲットデバイスに必要な機能を任意に選択し、カスタマイズしたOSを構築できる。
Windows Embedded 8 Proは、Windows OSのフル機能を特定用途向けにライセンス提供するための製品で、現行のWindows 7 for Embedded Systemsの後継に当たる。Windows Embedded 8 Standardと同じく来年3月に一般提供される予定だ。そして、Windows 8のテクノロジーを小売業だけでなく、製造業や医療分野に展開することを狙ったのが、Windows Embedded Industryである。なお、この適用範囲の拡大に伴い、従来のPOS向けOSであるWindows Embedded POSReadyの名称を冠する後継バージョンは登場しない見通しだ。こちらは、2013年1月にCTP(Community Technology Preview)版のリリースと出荷時期に関する情報が開示されるという。

さらに、説明会の中でWindows Embedded 8に属する2つのOSの存在も明かされた。「1つが、業務向けハンドヘルドコンピュータ用のOS『Windows Embedded 8 Handheld』。もう1つが、Windows Embedded Automotiveの後継に当たる『Windows Embedded 8 Automotive』だ」(同氏)。いずれも詳細については明かされず、追加情報は2013年初めに開示されるとしている。
何か難しい物ですね
 

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