2011年5月16日月曜日

Windows7 64ビット機 メモリー増設作業

パソコンは、Windows7 HomePremiumの64ビット版で、現状搭載メモリーは4GBでした。
Windows7になってメモリーは際限なく増設できるように思っているかたも、たまに見かけますが、実際はいろいろな制限があります。
まずWindows7であっても、32ビット版では、最大4GB(実際は3GBとちょっと)しかOSとしては認識できません。つまり32ビット版OSでは、4GB以上メモリーを積んでも基本的には意味がなく最大4GBとなります。
Windows7の64ビット版の場合は、エディションによって最大メモリ容量が異なります。
Starterの場合は最大8GB、Home Premiumの場合は最大16GB、Professional、Ultimateの場合は192GBとなります。
上記はOSのエディションによる最大メモリ容量なのですが、これ以外にマザーボードやチップセットなどハード的な制限もあります。
今回のお客様の機種は、メモリー数ロットが2つあり、現状は4GBのメモリーが1枚ささっていました。さらに製品仕様を調べると最大メモリーサイズが8GBと記載がありました。
そうするとWindows7のHomePremiumですが、最大搭載メモリー容量は8GBとなります。
メモリースロットが2つあるので、4GB×2枚でデュアルチャネル動作とするのがベストです。
ただしデュアルチャネルで動作させる場合には、ちょっと注意が必要です。
今回すでに4GBのメモリ1枚がついているので、もう1枚4GBのメモリを購入して8GBとすればよいように思う方もいるかもしれませんが・・・そうするとデュアルチャネルで動作しないことがあります。
2枚のメモリを1組として動作させ、データ転送速度の高速化を図るのですが・・・2枚のメモリ特性が同等でないとうまく動作しないことがあります。
なので、どらともで4GBのメモリー2枚(デュアルチャネル用)を用意してメモリー交換を行いました。


「デュアルチャネル動作テスト済セット」とありますが・・・基本的には同一メーカーの同一ロットのメモリであれば、デュアル動作大丈夫だと思います。もちろん「デュアルチャネル動作テスト済セット」であれば、より安心ですね。
 

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