この特製太巻きは、銀座本店では扱っておらず、各支店で販売されています。個人的に一度行ってみたいという理由で、へ買いに行きました。
予約が必要かと思い、当日の朝に電話してみたのですが、特に不要で注文を受けてから作り始めるとのこと。できあがりの時間に受け取りたい場合は、事前予約しておくといいでしょう。
では、ホテルオークラへ行きましょう。私も初めて行くのですが、さすが高級老舗ホテルだけあって（？）、そう簡単には久兵衛にたどり着くことは出来ません。
まず、ホテルオークラの久兵衛は5階にありますが、このホテル自体が丘の上に建っているという構造上、5階＝ロビー（LB)になっています。もし1階から入ってきた場合は、LB階へ行くことになります。エレベータの階数ボタンが「LB」になってるので要注意です（私はぐるぐると階を行き来する羽目になりました…）。
さて無事5階（LB階）についても久兵衛は派手に店を構えているわけではありません。フロアの真ん中当たりに「山里」なる表示があります。その横の階段を下へ降り、なんだか高級そうな場所へたどり着いたら正面向かって左奥にあるのです。なんという隠れ家的構造でしょう。ようやく見つけたときは感動しました(写真参照)。
私は事前に予約しておいたので、その場ですぐ受け取りました。お会計は久兵衛の中で行いません。入り口の外にお会計用の場所があり、そこにホテルの制服を着たお姉さんが待ち構えているのです。お姉さんの人件費が特製太巻きの値段に入っているのだろうか、といらぬ心配をしつつ、税込み6300円を支払いました。うーむ、、やっぱ高い…。（とはいえ、誕生日記念のプレゼントなので、そう考えると安いのですが…）
久兵衛の職人さんたちから江戸っ子よろしく威勢のある挨拶を受け、その場を立ち去りました。
さあ、家路につき、誕プレという名の特製太巻き試食会です！
おお、なんだか高級そうです。具は、いくら・えび・あなご・かんぴょう・玉子・きゅうり。穴子やかんぴょうには江戸前のしっかりとした甘辛の味付けがされつつつ、酢飯は酸っぱさや甘さ控えめの上品な味付けになっています。はっきり言って旨い！（そりゃそうだ）
3人で一本食べてあっという間になくなってしまいました。
こちらは普通の太巻きです。（久兵衛のサイトから引用）
見た感じでは、いくらが入ってないのと巻き方が違う程度の差しかない気がします。普通の太巻きは食べたことがないのですが、きっと見えないところにも3000円分の値段差が反映されているのでしょう（と願ってやみません）。
とりあえず、特製を食べたという事実はとても重要なので、「久兵衛の太巻き？あ、オレ特製（税込み6300円）のしか食ったことねーけど、旨かったよ」と若干自慢げにドヤ顔できる特典が付きます。
是非みなさんも何かの記念日に食べてみてください！
