2011年4月22日金曜日

TOアクティデータのブログ

あまり宗教心の無い(?)ほとんどの日本人には、どうでもいいことかもしれませんが・・・

「お寺には仏様、神社には神様が祀ってある」とか、
「神社では柏手を打つけど、お寺では手を合わせるだけ」とか、
「お寺は仏教、神社は神道(しんとう)」とか・・・サクッといって、おしまいかな?

歴史的に考えると、仏教はインドを起源として中国経由で日本に伝わってきた宗教ですが、神道はそれ以前、古代からあったものですね。

もともとの神道は、自然信仰的に山、川、滝、大木・・・みたいなものを神格化していたので色々な神様がいます。 地域の守り神・・・鎮守様なんかも地域の神様です。
日本書紀とか古事記・・・「日本神話」に出てくるような、太陽の神様、天照大神(アマテラスオオミカミ)とか、国を作った(産んだ)神様、伊邪那岐(イザナギ)・伊邪那美(イザナミ)なんていう神様もいます。
勉強の良くできた菅原道真を神様にした天満宮(天神様)も神社ですし、江戸幕府を作った徳川家康を神様にしちゃった「東照宮」も神社です。

いろいろな神様たちには、それぞれの「得意分野」があるので、自分の目標・希望・願いにあった神様を祀ってある神社お参りすることが良いでしょうネ。

じゃ、お寺はどうなんでしょう?
インドでお釈迦様が開いた仏教は、キリスト様のキリスト教やアラー神のイスラム教などの「唯一神」がいるわけではなく、どちらかというと哲学的なもののようです。
輪廻転生(りんねてんせい)を繰り返す中で、修行を重ね徳を積んでゆけば、苦悩から解放される・・・、ってことらしいです。
で、そもそもお寺(寺院)は、徳を積むための修行の場。
そう、個人が頑張らなくちゃいけないんです。
ところが、過去に徳を積んだ方々(神様?)・・・、●●如来(仏)とか●●菩薩、●●明王(尊)、●●天は、徳を積む修行の「手助け」をしてくれるらしいんです。
なので、お寺にお参りするということは、そういった方々(神様?)が祀られているお寺にお参りをして手助けをお願いするという意味があります。
こちらも神道の神々同様、得意分野があるらしいので、自分の目標・希望・願いにあった神様(?)を祀ってあるお寺お参りすることが良いでしょうネ。

インドから伝わった仏教も、長い歴史の中でお寺が力を持ち、江戸時代には「役所」の役割りを担っていました。
なので、お寺にお墓があり、ご先祖様が眠っている方が多いのではないでしょうか。
ですから、自分のご先祖様をお参りするという意味もありますね。

さて、では初詣はどうしたらいいの?
めったに神社やお寺にお参りしない人達が、年初に・・・年に一回(?)お参りするなら、自分の目的に合ったご本尊を吟味して、初詣に行くのが良いのではないでしょうか

あ、私は宗教家ではないので、上記には勝手な解釈も入っています。


 

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